KTM、ダックス、カブ乗り必見!スペインのバイクマフラーIXILがブレイクの予感 【モーターサイクルショー2024】

去る3月の22(金)・23(土)・24(日)の3日間、東京ビッグサイト/西1・2・3・4ホール&アトリウム&屋上展示場にて毎年恒例となる『第51回 東京モーターサイクルショー』が開催された…

今年のテーマは「バイクでココロがオドル!」そう、コロナ禍を過ぎ、新たなカタチでのモーターサイクルの楽しみ方や在り方などが求められる中、国内外各メーカー筆頭に、パーツメーカー、用品メーカー、各種サプライヤーたちが一同に会し、まさに “心踊る” 楽しい展示が各ブースにて繰り広げられていた。

その西3・4ホール入口の程近く…スペインはバルセロナにある【IXIL(イクシル/アイ・エックス・アイ・エル)】この日本総輸入元となる「(株)ワールドトレード」が今年もブース出展し、多くの来場者たちの目を惹いていた…。

欧州から世界40ヶ国にその銘を轟かせ約70年の歴史を誇る、老舗マフラーブランド【IXIL(イクシル/アイ・エックス・アイ・エル)】

【IXIL(イクシル/アイ・エックス・アイ・エル)】は、1955年にスペインはバルセロナにて設立され、創当初は親族経営による個人零細製造業といった形であったが、数年後にはスペイン国内の市場に登場しはじめ、その勢いのまま欧州全体へとマーケットに広がり、欧米、アジアなど含む、世界5大陸/40ヶ国以上もの国々へその商品は輸出され、過去にはGP500やmotoGPなどのレース用マフラーの開発など最高の品質と最大の供給量を武器に現在では世界的ブランドにまで成長しているのだ。

今年のテーマは、ズバリ【発展】と【展開】!!

KTMや国内メーカーモデル、そして新進気鋭のあのブランドにも…

今回、『IXIL-Japan/(株)ワールドトレード』ブースには、KTM 390 DUKEを筆頭に、HONDA:クロスカブCC110とダックスST125のIXILマフラー装着デモ車を展示。更には「IXIL」と「IXRACE」の各サイレンサーモデルも展示され、ブースに訪れた来場者たちも通常ではなかなか見る事が出来ない稀少なIXILマフラーをその手で取って確かめる事で、そのデザインレベルの高さや完成度の高さを改めて認識してくれた事と思う。

やはりインターネット時代ではあるものの、実物に触れる事でそのスタイルやフォルム、サイズ感や細かな造りに至るまで、詳細に確認出来るのはユーザーとしても大変嬉しいトコロであろう。

また、国内メーカーモデルや新たな海外メーカーからのオファーもあるとの事で、今後の展開に目が離せない状況なのだ!!

他のマフラーメーカーと一線を画す「近未来的なデザイン」と

「老舗ならではの性能」その融合が“IXIL”という化学変化を起こす…

国内/海外およそ数百に及ぶマフラーメーカーの中でも、秀逸なデザインと豊富なラインナップで他のマフラーメーカーを圧倒し続ける『IXIL(イクシル/アイ・エックス・アイ・エル)』。

『IXIL』はその他にも『IX RACE』/『TAKKONI』/『IRON HEAD』と計4つのブランドを有しているのだが、日本正規輸入元である(株)ワールドトレードでは、メインとなる【IXIL】と【IX RACE】の2ブランドを中心に輸入を行っている…

スペイン本社にて企画開発を行い、最新の3D-CADやコンピューターにより高速化と高精度化を実現。更にはレーザー切断機や溶接ロボットなど生産プロセス全体を一元管理で行っており、これらにより「未来的なデザインのマフラー」且つ「経験が随所に生きた高性能化」を両立させ、欧州はもちろんの事、欧米やアジア諸国のグローバルな基準を満たし、現在ではJMCA(全国二輪車用品連合会)の政府認証モデルなども徐々に取得していっている。

まさに、令和における“排気管の黒船”とも呼ぶべき「Invencible Armada」がこの…

【IXIL(イクシル/アイ・エックス・アイ・エル)】なのであろう…。

“Make it perfect” の銘に恥じない、類まれなる“完成度”の高さ

「マフラー」という工業製品である以上、その工作精度や排気性能、その他保安基準に準ずる諸々が気になるところであろう…しかし【IXIL】はそれら全てにおいて、よくある海外製粗悪製品とは全く一線を画す「造り」と「性能」を担保しており、それらがこれだけの国々において圧倒的な支持を獲ている事こそがその裏付けとも言えよう。そして、これらはこの「東京モーターサイクルショー」で実際に手にした方々こそ、分かって頂けた事かと思う…。

【IXIL】/【IX RACE】でのオススメモデル・TOP3!!!

現在、国内ラインナップされている【IXIL】・【IX RACE】の中でも、今オススメのモデル・TOP3を(株)ワールドトレード統括マネージャーである小野 誠司 氏に聞いてみた!

「弊社で一番売れているのは、やはり『MK2(写真下/右)』なのですが、次に“キテる”のが、この『DC1(写真上)』ですね。カーボンのレーシーな雰囲気が特にウケていると思います。また、PCX125/150用の『L3NB(写真下/左)』も【IXIL】らしいデザインとフルエギゾーストマフラーという事もあってとても人気ですね!このクラスでの『デュアルマフラー(2本出し)』というのは、他社でもなかなかありませんから…」

こうした他メーカーではコスト的に難しいデザインも、果敢に攻めてくる【IXIL(イクシル/アイ・エックス・アイ・エル)】。同じバイクに乗る“アイツ”に差を付けるマフラーとして、これほど相応しいマフラーは他には無いであろう。

過酷なレースシーンで生み出されたもう一つのブランド:【IX RACE】

その“ノウハウ”は『MK2』にも生かされている…

MOTO GPから派生してトレンドとなった「サイレンサーエンドネット(網)」。元来は転倒時においての砂利や異物混入を防ぐ為と言われているが、これらをいち早く導入したのが海外マフラーメーカー勢であり、IXILも早い段階で採用している。

【IXIL】内ブランド【IX RACE】内で一番の人気を博しているこの『MK2』も、サイレンサーエンドネットを採用しており、ミニマムなサイレンサーデザインと相まって、MOTO GPさながらの雰囲気を醸し出している…

【IX RACE】

◆MK2T:(チタンモデル)<写真上>

◆MK2 : (ステンレスモデル)<写真左> / ◆MK2B: (ブラックモデル)<写真右>

他にもまだある未来派なマフラーたち…さぁ、君ならどれを付ける?

【IXIL】/【IX RACE】シリーズには、勿論フルエギゾーストモデルも多数ラインナップ!!

上記見て頂ければお分かりのように、エキパイの取り回しから集合部、触媒の構成、センサーボス、サイレンサーの造形に至るまで、国内メーカーのそれとは完全に異なる「設計思想」により構成されている…

無論、それは奇を衒うという事ではなく、あくまでも『性能』と『デザイン』の両立を狙った結果であり、これらも彼の天才建築家:アントニオ・ガウディを輩出したスペインならではのモノなのではないだろうか…

◆Z8<写真上>

◆RB<写真下/左> / ◆DC2<写真下/右> (※全てレース専用モデルとなります)

2024-04-24T09:06:41Z dg43tfdfdgfd